CentOS をインストールする
CentOS をインストールするため、CentOS オフィシャルサイトにて公開されているミラーサイトよりダウンロードした ISO イメージを使用してインストールディスクを作成します。
ここでは、CentOS 5 を利用した CUI ベースのネットワークサーバーを構築するときのインストール方法について説明します。
CentOS のインストール画面が表示されますので、GUI インストールの場合には、[ Enter ] キーを押下します。 しばらくするとメディア（インストールディスク）のチェック画面が表示されますので、チェックを行うかは各自の判断にお任せします。
- CentOS インストール初期画面 「次」ボタンをクリックします。
- インストール時に使用する言語の選択 「日本語（日本語）」を選択して「次」ボタンをクリックします。
- システムで使用するキーボードの選択 「日本語」を選択して「次」ボタンをクリックします。
- ディスクパーティションの設定 ディスクパーティションのレイアウトを設定する必要がない場合には、デフォルトの「選択したドライブ上の linux パーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します」を選択して「次」ボタンをクリックします。 なお、ディスクパーティションのレイアウトを設定する場合には、「カスタムレイアウトを作成します」を選択して「次」ボタンをクリックします。
- パーティションレイアウトの設定 パーティションごとのディスクサイズを設定してから「次」ボタンをクリックします。
- ブートローダーの設定 デフォルトのまま「次」ボタンをクリックします。
- ネットワークの設定 IP アドレス・ホスト名・デフォルトゲートウェイ・DNS サーバーのネットワーク情報を設定してから「次」ボタンをクリックします。
- タイムゾーンの選択 「アジア / 東京」を選択、「システムクロックで UTC を使用」のチェックを外して「次」ボタンをクリックします。
- Root パスワードの設定 root ユーザーのパスワードを入力して「次」ボタンをクリックします。
- ソフトウェアのカスタマイズ ネットワークサーバーとして構築しますので、不要なソフトウェアはインストールしません。 「今すぐカスタマイズする」を選択して「次」ボタンをクリックします。 なお、ネットワークサーバーとして GNOME デスクトップ環境を構築する場合には、インストールパッケージをカスタマイズします。
- インストールパッケージの選択 * CUI ベースのネットワークサーバーを構築するときに必要なパッケージのみインストールします。
- インストール準備完了 すべてのインストール準備が整いましたので問題がなければ「次」ボタンをクリックします。
- インストール完了 CentOS のインストールが完了しましたので「再起動」ボタンをクリックしてシステムを再起動します。
デスクトップ環境 ： なし
アプリケーション ： なし
開発 ： 開発ツール
サーバー ： なし
ベースシステム ： ベース（ただし、firstboot-tui は除く）
仮想化 ： なし
クラスタリング ： なし
クラスタストレージ ： なし
言語 ： 日本語のサポート
* GUI ベースの GNOME デスクトップ環境を構築するときに必要なパッケージをインストールします。
デスクトップ環境 ： GNOME デスクトップ環境
アプリケーション ： エディタ、グラフィカルインターネット
開発 ： 開発ツール
サーバー ： なし
ベースシステム ： X Window System、ベース
仮想化 ： なし
クラスタリング ： なし
クラスタストレージ ： なし
言語 ： 日本語のサポート