DBMS データベース・SQLについて学ぶ

データベースとは なに?

データベースとは、簡単に言ってしまえばデータを格納するためのものです。


ですが、アプリケーションやシステムを構築するときに利用するデータベースはデータを格納する際、行と列から成る二次元の表として表と表を関係させることによってデータを構成・管理する概念を持ったリレーショナルデータベースである必要があります。


リレーショナルデータベース(RDB)としての概念や機能を備えた代表的なソフトウェア製品の多くは、実際にデータを保存するデータベースとしての機能、データベースへアクセスするためのアプリケーション機能、データベース製品の中核とも言えるデータベース管理機能(DBMS)で構成されています。

この中核となるデータベース管理機能(DBMS)はデータベース管理機能、トランザクション管理機能、同時実行管理機能、セキュリティ管理機能、障害回復管理機能の5つの機能で構成されています。






SQLとは なにができるの?

SQLとは、プログラミング言語の1つとしてデータベースを操作することだけを目的としたものです。

C言語やJavaなどのプログラミング言語と異なり、SQLを使用するうえでの基礎知識はデータが何であるかを理解・指定するのみでデータを取得する方法などを記述する必要がないということ。





データベースを操作するためのSQLは大きく3つに分類されます。


  1. データを取得・追加・変更・削除するときに使用するデータ操作言語
  2. データを格納する表や情報を参照するためのビューなどを定義するときに使用するデータ定義言語
  3. ユーザー管理やデータ操作に関するトランザクションなどを制御するときに使用するデータ制御言語

また、データベースのソフトウェア製品によって異なる部分はありますが演算子や関数も用意されており、これらを組み合せ・使用することで効率的にデータベースを操作することができるようになります。