ページアクセス制限機能を導入する
パスワードファイルの作成について
特定の利用者 (ユーザー) のみ、ウェブページへアクセスできるようにするため、パスワードファイル (.htpasswd) を作成します。
[ Fedora 7 ]
パスワードファイルの保存先ディレクトリを作成する
[root@web ~]# mkdir /var/www/secure/
パスワードファイルの保存先ディレクトリに移動する
[root@web ~]# cd /var/www/secure/
パスワードファイルを作成し、ユーザーを追加する (例として、acl.user01 ユーザーを追加する場合)
[root@web secure]# htpasswd -c .htpasswd acl.user01
New password: パスワードを入力する Re-type new password: パスワードを再入力する Adding password for user acl.user01
パスワードファイルにユーザーを追加する (例として、acl.user02 ユーザーを追加する場合)
[root@web secure]# htpasswd .htpasswd acl.user02
New password: パスワードを入力する Re-type new password: パスワードを再入力する Adding password for user acl.user02
アクセスファイルの作成について
次のウェブページ (URL : http://FQDN or サーバー IP アドレス/acl/) へのアクセスを制限する想定のもと、アクセスファイル (.htaccess) を作成します。
[ Fedora 7 ]
アクセス制限するディレクトリを作成する
[root@web ~]# mkdir /var/www/html/acl/
アクセスファイルを作成する
[root@web ~]# vi /var/www/html/acl/.htaccess
AuthType Basic AuthName "Authorization Required" AuthUserFile /var/www/secure/.htpasswd « パスワードファイルの保存先 AuthGroupFile /dev/null require valid-user
ウェブサーバーを再起動する
ページアクセス制限機能の設定を反映するため、ウェブサーバーを再起動します。
[ Fedora 7 ]
[root@web ~]# /etc/rc.d/init.d/httpd restart
httpd を停止中: [ OK ] httpd を起動中: [ OK ]