SQL-92/99 Oracle Db2 SQL Server MySQL PostgreSQL Access
SELECT ...
FROM 表名1 [ 別名1 ] [, 表名2 [ 別名2 ] ... ]
FROMはデータの問い合せを行うときデータを取得する表名を指定するときに使用します。
複数の表からデータを取得する場合には表名を「,(カンマ)」区切りで指定します。
また、表名のすぐ後に別名を指定することで問い合せを行うときの表名に別名を指定することもできます。
このときSELECTで指定する列名は「表名.列名」のように列名の前に「.(ピリオド)」を付けて取得する表名を指定します。
関連キーワード
SQL実行例の説明(1)
T1_SAMPLE表から指定したデータを取得します。
SELECT ID, L_NAME, F_NAME
FROM T1_SAMPLE;
SQL実行の結果(1-1)
ID | L_NAME | F_NAME | SEX |
---|---|---|---|
100101 | 山田 | 晴男 | 1 |
100102 | 佐藤 | 愛 | 2 |
100103 | 鈴木 | 二郎 | 1 |
100104 | 田中 | 栄吉 | 1 |
100105 | 木村 | 匠 | 1 |
ID | L_NAME | F_NAME |
---|---|---|
100101 | 山田 | 晴男 |
100102 | 佐藤 | 愛 |
100103 | 鈴木 | 二郎 |
100104 | 田中 | 栄吉 |
100105 | 木村 | 匠 |
SQL実行例の説明(2)
T1_SAMPLE表を別名「T1」、T2_SAMPLE表を別名「T2」として、それぞれの表から指定したデータを取得します。
SELECT T1.L_NAME, T1.F_NAME T2.AGE
FROM T1_SAMPLE T1, T2_SAMPLE T2
WHERE T1.ID = T2.ID;
SQL実行の結果(2-1)
T1(T1_SAMPLE)表から「L_NAME」「F_NAME」、T2(T2_SAMPLE)表から「AGE」を取得します。(左)
データを取得するときの条件式として、それぞれの表の「ID」が一致するデータを取得することになりますので「ID」「200101」の「小林」「健二」は取得されません。(右)
ID | L_NAME | F_NAME | SEX |
---|---|---|---|
100101 | 山田 | 晴男 | 1 |
100102 | 佐藤 | 愛 | 2 |
100103 | 鈴木 | 二郎 | 1 |
100104 | 田中 | 栄吉 | 1 |
100105 | 木村 | 匠 | 1 |
200101 | 小林 | 健二 | 1 |
T1_SAMPLE
ID | AGE |
---|---|
100101 | 34 |
100102 | 25 |
100103 | 30 |
100104 | 40 |
100105 | 50 |
T2_SAMPLE
L_NAME | F_NAME | AGE |
---|---|---|
山田 | 晴男 | 34 |
佐藤 | 愛 | 25 |
鈴木 | 二郎 | 30 |
田中 | 栄吉 | 40 |
木村 | 匠 | 50 |